山形銀行 ディスクロージャー誌 2017
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06〈やまぎん〉のCSR地域密着型金融の取り組み (概要)地域密着型金融における重点事項地域のみなさまとともに [地域経済・社会の発展のための取り組み] 山形県は、111万人の人口を有し、県都・山形市を中心とする村山地域、県南の置賜地域、県北の最上地域、唯一海に面する庄内地域と、4地域がそれぞれ特色のある経済圏を形成しております。また、山形市と宮城県仙台市とは、県都が県境を挟んで隣接しており、「仙山圏交流」とも呼ばれる活発な経済交流を行っております。 産業構造をみますと、県内総生産(名目、平成26年度)の18.9%を占める製造業が県内経済をけん引する産業となっています。また、コメや日本一の生産量を誇るさくらんぼなどに代表される農業も基幹産業であり、いずれの分野においても品質の高さに定評があります。 しかしながら、山形県内の高齢化率は31.5%(平成28年10月現在)と、全国に先がけて高齢化が進んでおります。地域の持続的な発展に向けた取り組みが不可欠となるなかで、農業の高度化や地域資源を生かした観光振興、先端研究の製造業への応用などの取り組みが各地で活発に行われております。●地域密着型金融は、地域経済を金融面から活性化させるための取り組みであり、地域との連携・協力体制により、お客さまと地域経済、そして地域金融機関がともに発展することを目指しております。●当行は、第18次長期経営計画においても「地方創生(地域の成長)」を柱の一つに掲げ、重点課題の一つである「地域価値創造」に取り組んでまいります。❶お取引先企業に対するコンサルティング機能の発揮 (1)創業・新事業開拓の支援 (2)成長段階における支援 (3)経営改善・事業再生の支援 (4)事業承継の支援❷地域の面的再生への積極的な参画❸地域や利用者のみなさまに対する積極的な情報発信地方創生地域社会全体の持続的な発展お客さまの付加価値向上当行の収益力・存在価値向上成長産業の育成地域貢献雇用の維持・創出経済活性化本業支援・取引拡大地域の状況地域密着型金融(共存共栄)

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