山形銀行 ディスクロージャー誌 2017
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201716環境保全活動 平成20年1月、環境保全活動に対する当行の基本的な考え方を明確化し、活動への動機づけを強化するため、県内金融機関としては初となる「環境方針および環境行動指針」を制定しております。 山形銀行は、「地域とともに成長発展する」という経営理念のもと、地域社会の一員として企業の社会的責任を果たすべく、環境保全活動に継続的に取り組んでまいります。 ATM相互利用サービス「ぐるっと花笠ネット」で業務提携している、山形信用金庫、米沢信用金庫、新庄信用金庫、鶴岡信用金庫と連携し、平成22年度から山形県内の4地域において、植栽や下刈りなどの森づくり活動を行っております。平成28年度は、行員やその家族など約328人が参加しました。 平成22年度から、「やまがた蔵王国定公園の森」の協定を山形県および、公益財団法人山形県林業公社と締結し、やまがた絆の森として、県内で初めてとなる企業資金提供型森林整備事業に取り組んでおります。 これは、間伐委託事業の費用を当行が公益財団法人山形県林業公社に提供し、蔵王国定公園内にあるスギ造林地の間伐を実施するものです。 間伐により蔵王の森林は日当たりが良くなり、元気になってより多くのCO2を吸収するようになるなど、森林の持つ機能が高まります。 同協定は、平成29年3月で満了となりましたが、当行ではさらに5年間、公益財団法人山形県林業公社のスギ造林地で資金提供型森林整備事業を継続いたしました。これまでの7年間で約234ヘクタールの森林の間伐を実施してきましたが、さらに約197ヘクタールの森林を対象として協定を締結のうえ整備を進め、蔵王山の森林を元気にして次の世代に引き継いでまいります。 当行は引き続き地域の環境保全に貢献したいと考えております。❶ 環境保全に関連する法律、規則、協定などを遵守します。❷ 省資源、省エネルギーを推進し、環境に配慮した活動の  実践により環境負荷の軽減に努めます。❸ 環境保全に配慮した金融商品および金融サービス等を通  じて、環境保全に取り組むお客さまを支援します。❹ 役職員一人一人が環境問題に関する認識を深め、地域社  会の環境保全活動に取り組みます。❺ この行動指針を役職員全員に周知徹底し、一般にも公開します。森林整備で健全な森へ〈やまぎん〉のCSRぐるっと花笠の森やまぎん蔵王国定公園の森環境方針環境行動指針

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