山形銀行 ディスクロージャー誌 2016
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24業績ハイライト コア業務純益は、法人向けサービスの提供による手数料収入を中心とした役務取引等利益の増加や物件費が減少した一方、預貸金利鞘縮小等により資金利益が減少したことなどから、前年比3億28百万円減少し、63億22百万円となりました。 経常利益は、コア業務純益の減少に加え、有価証券関係損益の減少や、一般貸倒引当金繰入額を中心に与信関係費用が増加したことなどから、前年比16億73百万円減少し、99億34百万円となりました。また、当期純利益は、同5億94百万円減少し、66億85百万円となりました。「コア業務粗利益」に対する「経費」の割合を示しており、経営効率を図る代表的指標です。 役務取引等利益は、法人向けサービスの提供による手数料収入が増加したことなどから、前年比1億80百万円増加し、39億80百万円となりました。また、役務取引等利益が業務粗利益に占める比率は、14.3%となりました。 経費は、必要な投資を行う一方で全般的な経費削減に取り組みました結果、前年比2億9百万円減少し、210億45百万円となりました。また、OHR(債券関係損益除き)は、コア業務粗利益の減少を主因に、前年比0.7ポイント上昇し、76.9%となりました。※1・※2・※3・※4 計数は単位未満を切り捨てて表示しております。コア業務純益役務取引等利益経常利益・当期純利益経費・OHR(債券関係損益除き)預金、貸出金、有価証券など銀行の本業による利益である「業務純益」から、特殊要因で大きく変動する「債券関係損益」と「一般貸倒引当金繰入額」を除いたもので、銀行本来の収益力を表す指標です。⇒【コア業務純益】⇒【OHR】損益の状況

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