山形銀行 ディスクロージャー誌 2015
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12ンド投資事業有限責任組合」を組成し、「サイエンスパーク構想(山形県鶴岡市)」における「まちづくり」を支援する目的で「YAMAGATA DESIGN株式会社(山形県鶴岡市:代表 山中大介氏)」に対し、優先株による出資を行いました。〈やまぎん〉のCSR● 成長に向けたリスクマネーの提供 ●慶應義塾大学先端生命科学研究所 当行は、通常の融資業務に加え、リスクマネーの提供を通して幅広い金融支援を実施し、地域経済の活性化に取り組んでおります。 平成25年1月には、野村リサーチ・アンド・アドバイザリー株式会社と共同で、「やまがた地域成長ファンド投資事業有限責任組合」を組成しました。当ファンドは、山形県に成長をもたらすベンチャー企業として、次世代バイオ繊維「合成クモ糸」の開発に取り組んでいるSpiber株式会社(山形県鶴岡市:代表 関山和秀氏)に対する投資に続き、平成26年6月には微生物を利用したPCB(ポリ塩化ビフェニル)の無害化に取り組んでいる山形大学発のベンチャー企業、アプリザイム株式会社(山形県米沢市:代表 新國時生氏)に投資を行いました。 また、平成27年6月には、株式会社きらやか銀行、鶴岡信用金庫、大和PIパートナーズ株式会社と共同で「山形創生ファ「山形成長戦略」の活動目的総合企画部山形成長戦略推進室銀行の通常業務から完全に切り離した専担者5名を配置山形成長戦略プロジェクト山形県内の地域資源を活用し、これまでにない新産業を創出する。1新産業の創出により県内の雇用を拡大させる。2地域の将来を支える産業・企業をサポートする。334512製造業の復興ヘルスケアビジネスの創出食料ビジネスの拡大全東北での産業復興将来不安の解消所得格差問題等山形県で大きなウエイトを占める製造業の維持・発展国内、山形県内で進行する高齢化社会に対して、農業・観光のアセットを活用グローバルでの人口爆発に対して、今後想定される食料争奪戦を見据えた“食”産業の育成被災地だけにとどまらず、東北全体が協力することによる復興の実現県民の暮らしをサポートし、将来の生活不安を解消する目指す姿〈仮説〉地域の面的再生への積極的な参画 当行では、第17次長期経営計画において、重点課題の一つとして掲げた「地域価値の創造」の実現に向け、「地方創生」の先行的な取り組みとして「山形成長戦略プロジェクト」を立ち上げ、平成24年7月より総合企画部内に5名のメンバーによる「山形成長戦略チーム(TRY=Team Rising Yamagata)」を設置し、銀行の通常業務からは完全に切り離した活動を展開してまいりました。 平成27年4月からは、第18次長期経営計画において掲げる「山形県の発展に責任を持つ」という考えのもと、チームを「山形成長戦略推進室」に格上げし活動を強化しております。今後も、地域資源を生かした新産業の創出等により山形県経済の活性化に主体的に取り組んでまいります。「山形成長戦略」への取り組みについて「やまがた地域成長ファンド」と「山形創生ファンド」次世代バイオ繊維で作られたドレス

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